第Ⅱ章 縦横戦法

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〔1〕縦横戦法のチェック手順

1つの数字に着目して、9つの各ブロックを順にチェックし、数字の確定または、候補数字、占拠数字などの抽出を行うものです。

この縦横戦法のチェックを1~9の数字について、もれなく行います。

縦横戦法で確定数字が見つかった場合、すでにチェック済の数字に影響する事があるため、2巡目、3巡目の縦横チェックを適宜行う必要があります。

 

着目数字は、多く配置されている数字からという考え方もありますが、結局1~9全てのチェックが必要なため、南碁空は1→9のシンプル手順としています。

 

〔2〕縦横戦法の組み合わせ

ある数字に着目して、9つの各ブロックをチェックするとき、縦・横方向から飛んでくる長距離ミサイルの本数により、着目数字の入る可能性のある残りのマス数が決定。

 

残りのマスの内、既に数字の入っているマスは、着目数字を入れる事が出来ない為、さらに絞り込まれ、残り1マスで確定、残り2マス等では候補数字の抽出ができます。

〔3〕縦横戦法と交点戦法の違い

縦横戦法では、まず、着目数字が入らないマスを探すのに対して、交点戦法では、チェック対象のマスに入る可能性のある数字を探すのが、攻略上の違いになります。

 

そして、縦横戦法と交点戦法はどちらも、ブロックと縦列/横行の2種類の攻略手法がありますので、確定数字の検出例を対比して示します。


  ◆ブロックにおける攻略手法の違い

 

◆縦横戦法<ブロック>の例

 B3=1(赤)

 隠れ確定数字(Hidden Single)

 

 

 

◆交点戦法<ブロック>の例

 G8=1(赤)

 裸の確定数字(Naked Single)

上図の左上ブロックはB3=1が確定しますが、元々は1~8の数字が入る可能性があるマスで、その数字に混じって1が明に見えないため、隠れ確定数字(Hidden Single)と言われます。

 

上図の右下ブロックはG8=1となりますが、ブロック内と上左に2~9があり、1が明に見えるため、裸の確定数字(Naked Single)と言われます。


  ◆縦列/横行における攻略手法の違い

 

◆縦横戦法<縦列/横行>の例

 B3=1(赤)

 隠れ確定数字(Hidden Single)

 

 

 

◆交点戦法<縦列/横行>の例

 G8=1(赤)

 裸の確定数字(Naked Single)