第Ⅲ章 交点戦法

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〔1〕交点戦法の考え方

未確定のマスに着目して、そのマスに入る可能性のある数字をチェックし、確定数字、2値マス等を抽出していく戦法で、以下のような手順で進めます。

 

①既存数字の数をベースに、チェック効率の良さそうな縦列、横行を選択してチェックをかける。

 ブロックは9ブロック全て細かくチェック。

 

②縦横の各行、各列および各ブロックの交点チェック時に、未確定数字を洗い出して、攻略シート

 の上右下・3箇所に配置された残り数字記入欄へ書出す。

 

書出した残り数字は、上下左右・ブロック内の数字との照合に活用します。

下図は、縦列、横行、ブロックでの交点チェック例です。

 

上部欄に、B列の残り数字1289を記入。

○マスは、ブロック内、右方に129が有るため、○=8が確定します。

 

 

 

右側欄に、5行目の残り数字2468を記入。

△マスは、ブロック内、上方に28が有るため、△=46の2値マスが抽出されます。

 

 

 

下側欄に、中下ブロックの残り数字13579を記入。

◇マスは、縦横に1579が有るため、◇=3が確定します。

確定数字の抽出が第一目標ですが、2値マスも、2国同盟・XY-Wing等、いろんな攻略に役立つので、第2目標として残さず抽出しておきます。

〔2〕交点戦法の種類と流れ

交点のチェック方法は、前図のように縦横の各列、各行および、各ブロックからチェックをかける3種類ですが、縦と横は考え方が同じなので、実質的に2種類となります。

 

交点戦法の基本的な流れ

①縦列

 既存数字が4~5個以上の縦列

 

②横行

 既存数字が4~5個以上の横行

 

③ブロック

 全9ブロックを順にチェック

縦列/横行とブロックの交点チェックは、同じマスをダブってチェックしますが、見逃し易いパターンもあるためダブルチェックを兼ねて実施しています。

また、チェック順は③ブロック→①縦列→②横列など、好みで選択可です。