Ⅲ-2 ブロックの交点戦法

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〔1〕基本的なチェック手順

9つのブロックを1ブロック毎に順に見て、ブロック内の未確定マスを、1マスづつ交点チェックして、対象のマスに入る確定数字や、2値マスを検出するのが基本的な手順になります。

 

縦列/横行の交点戦法と同様に、ブロック内の確定数字と候補数字を既存数字としてカウントし、残り数字を記入欄に書出します。下図に中央ブロックでの交点チェック例を示します。

 

①中央ブロックは、確定数字=25、候補数字=8で、

 既存数字=258の3個とカウント

 

②中央ブロックの残り数字=134679を、下側の

 記入欄に書出す。

 

③書出した数字=134679を暗唱しながら、中央

 ブロックの未確定マスを1マスづつチェック

 

④E5は、上下左右に13469があるため、★=7が確定

(↓下図へ続く)

 

⑤E5=7が確定した為、下側の残り数字記入欄から

 7を消去。

 

⑥今度は、13469を暗唱しながらチェック継続で、

 E4=19、E6=19の2値マスを抽出。

 (E4、E6は数字19の2国同盟)

 

⑦中下ブロックでは、上左・ブロック内に1~4、

 6~9があるため、★=5が確定します。

〔2〕既存数字が少ない場合のチェック手順

既存数字が2個以下のブロックでは、残り数字を記入欄に書出しても、数字が多すぎて覚えにくいため、残り数字を書出さず、目視で数字の交点をチェックします。

 

①多くの数字の交点となりそうなマスに注目して、残り数字をチェック

左上ブロックでは、ブロック内、右下方向に13456789が有るため、★=2が確定します。

 

②同様な観点で、右下ブロックの☆=28の2値マスを抽出します。

〔3〕交点チェックの実践ポイント

ブロック内を交点チェックする場合も、2・3マスの候補数字の扱いが一つのポイントです。

交点チェックで確定数字、2値マスを抽出したとき、既存の候補数字と重なっている場合は、抽出数字+候補数字が抽出されたと考えるのがコツになります。

 

①中央ブロックは確定数字=28、候補数字=1357で、

 残り数字=469となり、下側の記入欄へ書出します。

 

②E5マスは、左右下に469が有り、残りは無いが、

 候補数字の5と重なっているため、E5=5が確定します。

 (↓下図へ続く)

 

 

※中央ブロックは数字が混み入ってますが、残り数字469に注目してブロック外をチェックするのがポイントです。

 

③D5マスは残り数字は4だが、候補数字1と重なっているため、○=14の2値マスとなります。

 

④F5マスも残り数字は4だが、候補数字7と重なっているため、△=47の2値マスとなります。