Ⅱ-3 縦横戦法1×0

〔1〕ミサイル位置と残りマスのパターン

縦または横方向から1本のミサイル攻撃を受けるブロックでは、着目数字の入る可能性のある残りマスは6マスに限定されます。

この残り6マスに、既存数字が5,4,3個埋まっていると、確定数字、候補数字などの攻略に役立つ数字が抽出できます。

 

特に、既存数字が4個で、連なった方向に2択の候補数字が抽出される場合は面白い働きをするので後ほど。 まずは、確定数字の抽出から見ていきます。

 

〔2〕着目数字が確定する例

 

残り6マスの内、既存数字が5マスに埋まっているとき、着目数字5は1マスに限定され、★=5が確定します。

〔3〕直角方向へ、追加ミサイル発射パターン

残り6マスの内、既存数字4個が四角形の位置に埋まっているとき、ミサイルの進行方向と直角に2択の候補数字が抽出され、追加ミサイルが発射されます。

通過するミサイルは1本のため、一見、大した成果は期待できない感じですが、既存数字の配置により、直角方向に意外な活躍を見せる働き者です。

 

4ブロックで2マスの候補数字抽出

 

【左上】 Aパターン

【右上】 Bパターン

 

【右下】 Eパターン

【中下】 Dパターン

 

左上のブロックからスタートし、右上→右下→中下の順に次々と追加ミサイルが発射され、最終的に中央ブロックで★=5が確定する例です。

〔4〕進行方向へ、追加ミサイル発射パターン

ミサイルの進行方向に、2連または3連の候補数字が抽出されるとき、その候補数字から、追加ミサイルを発射して、攻略を継続することができます。

 

右上ブロックは3連マスの候補数字が抽出されます。

(3マスの何処かに、5が入る)

 

中央ブロックは2択の候補数字が抽出されます。

(2マスのどちらかに、5が入る)

 

縦または横に連なった候補数字は、連なった方向に、1つの確定数字と見なせます。

(↓下図へ続く)

 

このため、2連、3連の候補数字から追加ミサイルを発射し、縦横のチェックを継続するのは、有力な後続手段となります。

 

チェック継続で、2箇所の★=5が確定する例です。

〔5〕斜めに2択の候補数字が抽出される例

残り6マスの内、既存数字4個が四角形の位置に配置されていない場合は、斜めに2択の候補数字が抽出されます。

 

右上、中央ブロックで2択の候補数字抽出

 

斜め2マスの候補数字は、ミサイル発射ができないため、一旦、このまま置いておき、後に、他から一方が消去されて他方が確定するのを待ちます。